起業・会社設立・企業経営に役立つ言葉‐安岡氏

浜松市の疋田税理士・公認会計士

2010年12月07日 18:14

起業(会社設立)をするとき、起業して会社を経営するときにやはり悩むことが多い。
起業をする人に下記の言葉が役立つと思います。

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【自修自立】

 理想精神を養い、信ずるところに従って生きようとしても、
 なかなか人は理解してくれないし、
 いわゆる下流だの凡庸(ぼんよう)だのという連中は
 往々(おうおう)にして反感を持ったり、軽蔑したりする。

 そういう環境の抵抗に対して、
 人間が出来ていないと、
 情けないほど自主性・自立性がなくって、
 外の力に支配される。

 けれども本当に学び、自ら修めれば、
 そして自らに反(かえ)って、立つところ、養うところがあると、
 初めてそれを克服していくことができる。

『安岡正篤 一日一言』より(致知出版社刊)
  http://tinyurl.com/26a7ux3
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※凡庸とは平凡でとりえのないことを意味するようです。

凡庸や志の低い(下流というのをあえて志が低いとします)人は、いわゆる「軽い」人が多いです。

人とあったときに、多弁になり、芯がなく、やたらと自分の周りにいり著名で権力のある人の名前を挙げる
人が多いようです。
(なかなか初めのころは人を見抜く力がないため、そのような人に寄って生きがちですが百害あって一利なしだと
人を見る目がある人から教わりました。)

周りに芯があり、志が高い人を置くように心がけ、そのような人と交われば自分もそのように自然となっていくものです。

しかし、そうでない人と交わればそのようなタイプに引き込まれてしまいます。
起業当初に苦しんでいるときは、特にそのような危険が高いので注意が必要です。

どれだけ仕事にまじめに向かっている人と接することができるか、起業をされる方は大事にしていただきたいです。

軽い人との交わりは短期的には良いですが、長期的には自分を落としめます。気をつけたいものです。

なぜ、「自分が起業をしたのか」、それを紙にしたため持ち歩くとよいかもしれません。

自分の起業プランをつくったらそれを縮小コピーして手帳に挟んで持ち歩きいつでも思い返せれるようにすると良いかもしれません。

明日は、第4回若手経営者異業種交流会があります。起業を目指している人で志が高い人、他の人に紹介したいと思える人のみが集まります。
どんな人が来るか楽しみです。

元気をもらいに行ってきます。

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