はまぞう › 浜松の疋田税理士・公認会計士事務所(浜松市中区)のブログ › 経営 › 企業理念 /浜松市・湖西市・新居町の税理士


2009年09月24日

企業理念 /浜松市・湖西市・新居町の税理士

 昨日、いさごやさんのお店によりおはぎを購入して食べた。すごく懐かしく昔おばあちゃんがおはぎを作ってよく家にもってきてくれたこと、いさごやさんの板状のお餅をよく母親がかってきて、それを線にそって切っている光景やそのお餅の味などが思い出された。
(ちなみに、ぼたもちは、牡丹の花が咲く季節、すなわち春の彼岸に、神仏や先祖への供物とされた小豆餡の様子を、牡丹の花に見立てたことからぼたもちというらしい。)
 
 いさごやさんは、春はいちご大福、5月には柏もちをよく買って食べた。本当においしい。
 
 食べ物やってすばらしいなと思うのは、それを食べることによって、単においしいという満足感をえられるだけでなく、家族と一緒に食べた光景や、そのときのことを思い出す。
 
 そのような職業は他にないのではないか。食べ物屋っていいな・・・・。(でも、あまり最近はぼたもちを食べたり、柏もちを食べたりすることが少なくなったことに気付いて、自分が親になったらかならずその時期のものを食べさせようと思った。)
 
 いさごやさんは、昔ながらのものを、おいしく、安全に届けるのが経営理念のようだ。驚くことに彼は、理念とは言っていない。経営学とか経営戦略って何という感じで、単に、そのことを語る。
 そして、従業員と一緒に一丸となって作った食べ物を、みんなで交代に売りにいくことにより、自分が作ったものを届けさせることにより、従業員に対して満足感を与えるとともに、意識をたかめさせている。

 経営学とか経営戦略は確かに大事だし、職業上、経営が上手くいっていない会社に上手く伝えるためにそのように体系だったものは役に立つが、そもそも、そのようなものがどのように作られたのかといえば、企業が行っていることで、上手くいっている原因を調べ、まとめ上げたものである。

 いさごやさんのケースは非常にわかりやすい事例だと思った。

 現在は、サービス業などのように、モノを作っているのではない会社が増えている。そのような場合に、自分の行っていることが、どのように付加価値をつけ、お客さんの満足につながっているのか実は、従業員の人はわかりにくくなっているのではないか。
 とすれば、経営学でいう、経営理念をかかげ、それをいかに浸透させていくかということについては、むかしよりも難しくなっている一方でより重要性が増しているのではないかと感じた。

 会計事務所でいうと、お客さんと一緒に悩み、問題を超えていくこと、そして発展させること、それが経営理念だと思う。何年かして、疋田さんとは昔大変なときも協力して乗り越えて来たんだよねって言ってもらえるようになりたいと感じた。


--------------------------------------------------------------------------------------
若い創業経営者の方、事業承継を考える二代目、三代目の方
浜松・新居・湖西(鷲津)の将来のために一緒に頑張りませんか。
起業・開業(クリニック・医院を含む)、世代交代を考えられたら
疋田会計事務所(税理士事務所・会計士事務所)
新居・湖西・浜松・磐田をエリア
として活動しています。
HP:浜松市・湖西市・新居町の疋田税理士事務所
 
--------------------------------------------------------------------------------------


同じカテゴリー(経営)の記事

Posted by 浜松市の疋田税理士・公認会計士 at 22:55│Comments(1)経営
この記事へのコメント
素晴らしいメッセージですね。

これからの時代は何が必要なのか!?

会計士として、企業のふところに入った時に、

いろいろと見えてきますね。

なるほど・・・と関心させていただきました。
Posted by 篠ヶ瀬 大地 at 2009年10月19日 11:51
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
企業理念 /浜松市・湖西市・新居町の税理士
    コメント(1)